新寸屋根違い三社【67-017】
●神棚を設ける場所
神棚は家の精神的中心になる神聖なところです。設けるところとしては、
清浄で静かな高いところ、または、家族で親しみやすい明るい感じのところに、
南向きあるいは東向きにお祀りします。二階のある家で一階にお祀りする場合には
その上を頻繁に歩くような場所は避けなければなりません。
神床には中央に神殿をすえ、左右にお榊や灯明を立て、正面にしめ縄をはります。
●新しく神棚を祀る場合
神棚を新しく祀る場合、その時期は一般的には年末に設置して年初にお札を受けて
祀るということが多いようですが、正式に決まっているわけではありません。
例えば、家を新築した時、厄年の時や、年祝の時、結婚した時など人生の節目や
家庭に不幸が絶えないときなどに神棚を新しくすることもあります。
●お参りの作法
神棚は、まず、手と口を清め、お供えをした後、神棚に座って軽くお辞儀をします。
次に二回深くお辞儀をし、柏手を二回打って、もう一度深くお辞儀をします。
その後軽くお辞儀をして退くのが基本です。(二礼二拍手一礼)
●お供え物
神殿の前に三方や折敷を置き、その上に毎朝洗米かご飯、水、塩を供えます。
米は白い皿か土器に入れて中央に、その右には塩を、左には水器に入れた水を
供えます。また毎月1日と15日、正月やお祭りなど特別な時にはお神酒や餅、野菜、
魚類などの神饌、初穂などを供えます。お榊は栄える木という意味で、地方によっては
樫、松、杉なども使います。いずれにしても常緑樹を使い、枯れないうちに取り換えて下さい。
●御神札の納め方
神座は正面中央を最上位とし、次いで向かって右、左の順になっています。
中央には神宮大麻を、右には氏神様を、そして左にはその他の信仰する神社の御神札を
お祀りします。また、神殿が小さな場合には、神宮大麻を一番手前にして、氏神様、
その他の信仰する神様の順に重ねます。なお、祖先の祖霊は神棚より少し下げて
別に設けます。御神札は毎年新しくお受けし、古い神棚は氏神様に納めます。
納期の目安:注文確認後7営業日。
銀行振込の場合、入金確認後7営業日。
神棚飾り方の例はこちらhttps://hoko-butugu.com/pic-labo/llimg/kamidanarei.jpg