トウコウザ(登高座)【取扱品】
修法を行うための壇の1つ。大壇、華形壇は天板が正方形だが、登高座(密壇)は 長方形となる。大壇の略式形として用いられている。

ドウバン(幢幡)【取扱品】



幡の一種。和幡が平面形なのに対して、ドウバンは六角形または八角形で天蓋と対をなす。幡とは戦で敵を打ち破るときに用いられた戦勝の意味があり、魔を倒す、仏を護るなど諸説ある。

トキン (鍍金)
金物仏具に金を付着させる技法。箔鍍金法、電気鍍金法、漆箔法、金泥法などあり、電気が主流であるが、高級密教法具に水銀鍍金法を用いた仏具もある。水銀が蒸発する際の有害ガスが危険で、水銀鍍金法による仏具は現在特注品扱いとなる。 

トチョウ (戸張)【取扱品】
内陣と外陣を結界する金襴の生地。水引柱巻と違い、柱をみせ、上部中央に華鬘を 飾る。臨済宗でよく用いられる。  

トッコ(独鈷)【取扱品】
トコク、トコ、トッコ、トッコショ(独鈷杵)とも言う。金剛杵は煩悩を打ち砕く武器として密教に持ちいれられた。トッコは武器の基本形。三鈷杵、五鈷杵へ発展形となる。さらに、スベゴコショ(都五鈷杵)、ワリゴコショ(割五鈷杵)クコショ(九鈷杵)などがある。

ドラ(銅鑼・銅鐃)【取扱品】


娯楽用の打楽器がルーツであったと考えられる。 ミョウハチと同じ銅製。主に禅宗で使用されるほか、茶会の合図に使われる場合もある。ドラそのものに宗派による違いはないが、たたくバイは天台宗では全て布製で他宗派では木製の柄にたたく部分だけ布巻されているなどの違いがある。

 

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