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シケツ【取扱品】
大壇の四隅に立てる柱。独鈷を細長くした形状。壇線を張りめぐらし 壇上を結界する。木製金箔押、PC製金箔押がある。
シッペイ(竹箆 )
「へ」の字形の黒漆の棒に要所要所に朱の藤を巻きつけたもの。長さ約90cm人絹房と正絹房で価格が違う。
ジョウカ(常花)【取扱品】
仏前に蓮華を永く供えるために、つくられた。蓮華の形状が基本的だが、ザクロの花や
他の種類もある。俗語で木花(モッカ)、金花(キンバナ)とも言う。木彫りやPC製で 彩色または金箔押し仕上げ。アートフラワーの類の常咲花とは区別される。
寸法は花瓶の上(水上寸法)で測り、茎の本数でも価格は違う。通常1対で販売される。 弊社では金箔押しや、折れた茎の修理なども承る。 安価品は茎が細いため葉の重みで茎がまがることがあるのでご注意。在家(仏壇用)としてもよく販売され、仏様の花としてなじみが深い。
シュミダン(須弥壇)【取扱品】
仏教的な宇宙観としてある創造的な山を須弥山(しゅみせん)と言い、意訳では妙高山と言う。
高さが132万kmあると言われ、中腹に四天王が住み、仏教を守っていると言う。寺院の本堂の中央の壇、
仏壇の上の中央の壇となる。奈良時代は造りつけの壇が多かったが、平安時代頃より独立した木製の和様須弥壇が増え、鎌倉時代より禅宗を中心に唐様須弥壇が増えた。
欅製唐様三間造須弥壇
和様蓮華彫無須弥壇
シャクジョウ(錫杖)【取扱品】

修験道では古くから使われていた。地蔵菩薩、千手観音、不空羂索観音が右手に持っている。杖頭部の錫が壊れやす 修理が多い。
シャスイキ(舎水器)【取扱品】
浄水を入れ、心身、道場、供具を清めるために使う。これに対し、塗香は身体に塗ることで清めに使う。金メッキの修理や、セラミック加工などの注文が多い。
シャチグミ(車知組)<技法>
ボルトや接着材などを使用せずに、より強固に角を裏側から止める工法。寺院須弥壇など大型仏具によく用いられる。
シャリデン(舎利殿)【取扱品】
仏具でいうところの舎利殿とは、舎利容器を安置するために作られた小型の 仏殿。吹き抜け式の舎利殿と厨子の形状に似た扉付き式の舎利殿がある。
シュジョウ(柱杖)【取扱品】
杖。仏陀は老齢か病のため、力がなくなった僧に対して杖を使うことを許した。 仏具として用いられるにいたった。商品としては黒塗の約7尺の棒状のもので
専用の金襴袋は別売り。
ショウコ(鉦鼓)【取扱品】

直径10.5cmから24cmまで。畳、撞木は別売。
ジョウコウバン(常香盤)【取扱品】

香印盤、香盤、時香盤などとも言う。長時間、香をたくのに 用いられる。焼香を梵字形に盛り、火をつけ、香をたく。
時計のない時代に時間を計ることにも用いられたとか。弊社では 床置き用の小サイズのものも販売している。
ジンコウ(沈香)『材質』【取扱品】
香料の1種で、ベトナム・タイ・マレーシア・カンボジア・インドネシアにて産出される。沈丁花科の常緑高木に油脂が付き、長い年月をかけたもの。原木は少数山岳民族によりやっと採取されるもので、希少価値が高く、近年は値上がりを続けている。

ジレンゲ (持蓮華)【取扱品】
つぼみの蓮華を1つ付けた茎。木彫り漆塗りが多い。時宗で用いられる。合掌するとき、茎の部分をはさむようにして持つ。
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