香合(こうごう)【取扱品】
香を入れる器。外側に象嵌・螺鈿・蒔絵など様々な工芸と装飾を施したものがある。


輪島塗香合

 

柿香合 

コウザマ(格狭間)<技法>
仏具の装飾の型の1つ。須弥壇、前机、大壇、経机など仏具の平面の装飾に最も多く使用される。型は様々だが、奈良時代の仏具にはすでに多用されていた。


ゴウテンジョウ(格天上)<技法>
碁盤面のように方形に木を組んだ天上のこと。支輪などで天上の中央部を一段高くすることを折上げと言い、さらに天上面に方形が組まれていれば、折上げ格天上と呼ぶ。もともと社寺建築に見られ、仏具では仏壇や宮殿の天上に用いられる。

ゴキ(五器
芥子、塗香、丸香、薬種、散香を入れる器。

ゴコ(五鈷)【取扱品】



五鈷杵(ごこしょ)。独鈷の四方に脇鈷をつけたもの。都五鈷(すべごこ)とは先端をすぼませた細い形状のもの。割五鈷とは 木製で縦割りに分解でき、片方が三鈷、片方が二鈷となるもの。 五鈷杵は平安後期からの遺品が多い。弊社のものは鎌倉時代の流れを基調にデザインしている。また佐波理でも筋彫(すじぼり)と  鋤彫(すきぼり)で加工の手間により価格が違う。

ゴシキマク(五色幕)【取扱品】
堂内、堂外に掛ける五色の幕。曹洞宗は堂内に掛け、幕に切れ込みはない。他宗派では 堂外正面に掛け、幕に切れ込みがある。

ゴマキ(護摩木)【取扱品】
立方体の角護摩木からハゼ護摩木、うす口護摩木などがある。

ゴマガマ(護摩釜)【取扱品】
護摩炉・息災炉とも言う。護摩壇の中央に置く炉のこと。縁の手前正面に蘇油器を 置くための突き出た部分があるものは東密系、突出部分のない円形の炉は台密系 となる。鉄製、真鍮製があり、枠直径は1.2尺、1.3尺、1.5尺の三種類。 

ゴマダン(護摩壇)【取扱品】 
原始的な護摩壇のゴマ釜の穴は中心より少し手前、現在の既製品は壇の中央となる。炉は東密系では蘇油器を置く突出部が備えてあり、台密系では突出部が備えてないものを使うのが一般的。 

ゴマヨウオコウ(護摩用お香)【取扱品】
丸香、散香、薬種、ケシの実、本尊塗香の5種。袋入150g。個々に販売可。

コンドウバン(金銅幡)【取扱品】
金属の薄板で作られ、胴部に透かし彫りなどの装飾、足部に羅網などの
飾りが付けられる。幡の1種。

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